#52 築浅オール電化住宅の売却(札幌市)
2023.12.22
お客様の背景
▶ 売買の別……… 中古戸建の売却
▶ 年代…………… 60代
▶ ご職業………… 会社員
▶ お住まい……… 札幌市南区
▶ ご相談の地域… 札幌市南区
▶ ご売却の理由… 資産処分
ご相談内容
売主様がお母様の為に建てたお家を売却したいとご相談いただきました。一昨年お母様がお亡くなりになってしまった為、売主様は1年間ご自身で管理をされていたのですが、建物やお庭を管理するのに限界が来てしまったとの事。雪が降る前に売却したいが、オール電化住宅で間取りが2LDKという事もあり、早期売却できるか心配なさっておりました。
ご提案させていただいた内容と結果
こちらの物件は13年前にお母さまの為に建てられた住宅で、1階に寝室と和室、2階にフリースペースがありました。 購入者を夫婦や小さな子供がいる家族と想定し、2階のフリースペースに子供部屋を増設し、脱衣場に仕切りをつけるリフォームの見積もりを用意しました。しかし、電気代の高騰が問題になっており、オール電化住宅は、かなり売れにくくなっていました。そこで、前面道路に都市ガスの配管があることが分かり、北海道ガスに電気からガスへの切り替えの見積もりを取り、売主にはこの工事費を負担して頂くことを条件として販売を開始することに。販売開始後、見学者の多くがオール電化のランニングコストを気にしていましたが、都市ガスへの切り替えが可能であると知らせると、多くの方が本格的に検討し始めました。事前に売主がガス工事を負担することが決まっていたため、交渉がスムーズに進み、約2ヶ月で成約に至りました。
担当者からのコメント
【札幌本店】 酒井 克也
今回の事例は、電気代が値上がりするニュースが過熱している中でのオール電化住宅の売却となった為、買主の光熱費に対する不安を如何に払拭できるかがポイントでした。一見デメリットと思われるところも、事前に調査・対策しておくことで、売りやすい物件へと生まれ変わります。当社では、安易に一般的な物件の調査を行うのみではなく、売却成立に向け客観的な立場で販売方法を模索していきますので、ご売却をお考えのお客様はお気軽にご相談くださいませ。