#51 多数の相続人がいる場合の売却事例(札幌市)
2023.12.22
お客様の背景
▶ 売買の別……… 中古マンションの売却
▶ 氏名…………… N・K様
▶ 年代…………… 80代
▶ ご職業………… 無職
▶ お住まい……… 札幌市
▶ ご相談の地域… 札幌市南区
▶ ご売却の理由… 空き家の為、資産売却
▶ お問い合わせ方法…HP
ご相談内容
依頼主の親御さんがお住まいだった分譲マンション一室の売却相談を受けました。マンションは空き家であり、依頼主も遠方に住んでおり、今後マンションを使う予定はありません。さらに、依頼主以外にも十数人の相続人がいる状況でしたので、早めに相続登記の手続きを完了させ、マンションの売却代金を相続人で分配したいとのご希望でした。
ご提案させていただいた内容と結果
現在の状況確認と希望条件のヒアリングを行った結果、弁護士と司法書士に相談の上、相続人が複数名いる場合の売却プロセスについて新たな提案をしました。提案内容は、相続人の中から代表者を一人選定し、売却をすすめるというものです。代表者を一人に選定することにより、登記の手続きや売買契約書の締結を代表相続人が単独で進めることができ、手続きに要する時間や負担が大幅に減ります。また、売却代金は事前に決めておく遺産分割に基づいて相続人全員で分配することになり、相続に関連するお金のトラブルを回避できます。今回のマンションの売却は、結果として、約3か月間で、相続の手続きと売買契約が成立しました。
担当者からのコメント
営業担当 【札幌本店】 田畑 光麻
当社では相続に係る不動産売買のご相談を多く受けています。ご相談内容の中で、相続人が複数いる場合、できるだけ早く相続に関する話し合いを進めることが大切です。今回のケースでは、すべての相続人とコミュニケーションを取り、売却計画を進めることができました。しかし、万が一相続人の中で連絡がとれない相続人がいる場合、売却ができなくなるケースもあります。このような状況に対処するためには、専門的な知識と手続きが必要となりますので、当社では、弁護士や司法書士などの専門家をご紹介し、各ケースに合わせた売却サポートと提案を行っています。まずはお気軽にご相談ください。不動産の売却についてのお手伝いをさせていただきます。