相続未登記でも仮住まいなしで売却・住み替えを叶えた事例 (札幌市南区)
2025.07.20

お客様の背景
▶ 売買の別……… 売却 ・購入
▶ 氏名…………… K・S様
▶ 年代…………… 70代
▶ ご職業………… 年金受給者
▶ お住まい……… 札幌市南区内
▶ ご相談の地域… 札幌市南区内
▶ ご売却の理由… 住替え(中古マンション)
▶ お問合せ方法… お客様からのご紹介
ご相談内容
母が一戸建てに住んでいますが、高齢になり冬場の除雪が大きな負担になってきました。 家も古く寒いため、暖かいマンションへ住み替えたいと考えています。
ただ、手持ちの自己資金だけでは次の住み替え先として中古マンションを購入するのが難しく、今の家を売却した資金で購入したいという希望があります。
できれば仮住まいをせずに、直接新しいマンションに引っ越したいです。
また、母と同居している母の妹も一緒に住み替えたいという希望があり、妹の住み替え先も同時に探していただきたいと考えています。
さらに悩ましいのが、相続登記がまだ終わっていないことです。
高齢の母だけで登記などの手続きを進めるのは難しいですし、引越しの際には不要な家具なども大量に出てきそうです。
こうした手続きや処分作業も含めて、一括でサポートしていただくことは可能でしょうか?
八城地建からのご提案
八城地建では、売却や住み替え先探しだけでなく、登記などの手続き、不用品処分までワンストップでサポートが可能です。
まずは、住み替えに必要な事前準備から着手することをご提案。
相続登記が完了していない未登記状態では売却ができないため、司法書士と連携して相続登記を進めること、不要な家財の選別と残置物処分も弊社で対応することをお伝えしました。
最も重要だったのが、仮住まいをせずに直接マンションへ住み替えるためのスケジュール調整です。
売却が正式に決まる前から「空室でリフォーム済みのマンション」を中心にリサーチすることで、売却後すぐに住み替えできるプランをご提案しました。
同時に、妹様の賃貸物件探しも並行し、お2人の住み替え先を同時に決めていく方針に。
売却契約については引渡し時期を約3カ月猶予にすることで、その間に住み替え先の中古マンション契約を進めていただく時間を確保。
引越しも1回の積み込みで2つの場所に配送する手配を行い、負担をかけず住み替えが叶う方法で進めることをお伝えしました。
ご提案の結果
相続登記の手続きもスムーズに完了し、事前準備をしっかり整えた上で売却活動を開始できました。
売却契約では引渡し時期に約3カ月の猶予を設けたことで、その期間中に住み替え先の中古マンションと妹様の賃貸物件をご契約いただくことができました。
結果として、K・S様は仮住まいをすることなく、一度の引っ越しで戸建から暖かいマンションへの住み替えを実現!
不要な家財処分も弊社で一括対応し、負担を軽減できたことも、お喜びいただけました。
妹様も同じタイミングで新しい住まいに無事引っ越すことができ、姉妹お2人とも安心して新生活をスタートしていただくことができました。
担当者からのコメント
八城地建では、各種登記の手配や不要な家財の処分など、労力を要する手続きを一括で請け負い、売主様の住み替えの負担を軽減しています。
今回の住み替えでは、購入と売却のタイミングを合わせることが最大のポイントでした。
引渡し時期に猶予を持たせた契約交渉や、事前の物件リサーチなど、綿密なスケジュール管理により、仮住まいなしでの住み替えを実現できました。
高齢者の方の住み替えでは、登記や処分作業など様々な手続きが必要になりますが、八城地建ではワンストップでサポートさせていただきます。
住み替えにお悩みの方は、ぜひご相談ください!
担当者による不動産売却の知識
「高齢者の住み替え、ベストなタイミングはいつ?」
老後の住み替えを検討されている方から、よく「いつ動き出すのがベストなのか」というご相談をいただきます。
一般的に、老後の住み替えのタイミングは50代から60代頃が推奨されています。
住み替えには新しい環境に慣れるための気力や体力、引っ越し作業の負担が伴うので、70代以上になると負担が大きくなるほか、ローンや賃貸の審査も難しくなります。
ただし、70代以上の方でも、売却資金や手持ちの貯蓄を活用すれば、ローンを組まずに住み替えを実現できます。大切なのは、無理のない資金計画を立てることです。
また、戸建てに住んでいる方は、庭の手入れや除雪、階段の上り下りなどの負担を軽減できることから、マンションへ住み替えるケースが多いです。
戸建てからマンションへ住み替えた場合、管理費や修繕積立金は毎月発生しますが、庭の手入れ費用や外壁メンテナンス費用、除雪費用などがかからなくなります。
また、気密性が高いマンションでは冬の光熱費が抑えられるケースもあります。
老後の住み替えの検討は、早すぎるということはありません。
迷ったら、まずは不動産会社に相談し、資金計画や住み替えのスケジュールについてアドバイスを受けながら進めていきましょう。
八城地建では不動産売却に関して役立つコラムも発信しています。
以下のコラムでも詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
老後の住み替えはいつから?住まいを見つけるポイントや資金計画



