不動産会社の選び方を解説!売却する場合はどう選ぶべき?
2024.09.02
こんにちは!不動産売買をサポートする八城地建の田畑です。
不動産の売却を考えるときに、まずやるべきことは不動産会社を選ぶことです。
ですが、どのように選べば良いかわからずに悩むこともあるでしょう。
選んだ会社に間違いはないか、不安に思うこともあるかもしれません。
そこで今回は、不動産会社を選ぶ際に見るべきポイントや、絞り込み方について解説します。
不動産の売却を検討している方は、ぜひ参考にしてくださいね。
失敗のない不動産会社の選び方を解説!売却に強いポイントとは
不動産をスムーズに売却するためには、前提として「良い」不動産会社を選ぶことが重要です。
とはいえ、売却する物件や担当者との相性などは人によって違いがありますので、良い・悪いは一概に判断できるものではありません。
売却に強く、自分が信頼できる不動産会社を探すのが最善の方法といえるでしょう。
では、不動産会社を選ぶ際のポイントを詳しくご紹介していきます!
①物件のあるエリアに精通している
地域に精通した不動産会社は、物件だけでなく周辺環境の魅力も効果的にアピールすることができます。
治安、交通の利便性、子育て環境など、地域特有の情報を豊富に持っているためです。
逆に、売却する不動産が住んでいる地域と離れている場合には、全国に展開している会社もおすすめです。
広範なネットワークを持っているため、離れた地域の情報も持っている可能性が高まります。
②対応がスピーディーかつ丁寧である
迅速かつ的確な対応は、特に時間的制約のある売主にとって重要なポイントです。
問い合わせへのスピーディーな回答は、売主・買主両者にとってメリットが大きいでしょう。
また、どんな質問にも丁寧に答えてくれる、リスクなども含めた情報まで教えてくれるなど、対応が丁寧・親切である不動産会社も良いといえます。
特に、リフォームやハウスクリーニングの必要性など、細かな相談に対して的確なアドバイスができる会社はスムーズな売却を実現する可能性が高くなるでしょう。
③売りたい不動産に関する豊富な実績がある
前提として、特に売却を得意としている会社を選ぶと良いでしょう。
その上で、特に売りたい不動産の種類に関して実績が豊富であると安心できます。
売りにくい物件だとしても、どうすれば売れるか、豊富な実績を基に戦略を考えてくれるでしょう。
なお、売却の実績については、不動産業統計集でも確認できます。
④広告が充実している
広告には、店頭広告、チラシ、雑誌、レインズ、インターネットなどの種類があるため、まずはどのような広告が可能か、どういった集客方法が得意なのかを確認すると良いでしょう。
現代の不動産市場では、特にインターネットでの集客の重要性が高まっています。
不動産情報サイトや自社ホームページを通じて広範な情報発信を行う不動産会社は、より多くの購入希望者に情報を届けられる可能性があるでしょう。
その不動産会社のインターネット広告をチェックし、画像のきれいさや豊富さ、紹介文の充実度なども確認してみるのもおすすめです。
ただし、なかには折り込み広告が強いエリアもあります。
ターゲットに合った広告展開ができるかもチェックしてみましょう。
⑤不動産の査定額の根拠が明確である
信頼性の高い査定は、適切な不動産会社選びの重要なポイントです。
周辺の類似物件の取引事例を基に、立地、面積、築年数などの条件を考慮した具体的な根拠を示せる会社を選ぶのが良いでしょう。
そのため、高すぎる査定や低すぎる査定を提示する会社に対しては、その根拠を慎重に確認することが重要です。
根拠のない高評価は、長期的な売却の遅れや大幅な値引きにつながる可能性があるため、適切な価格設定と説得力のある根拠を提供できる会社を選ぶようにしましょう。
不動産会社は売却の場合、大手と地元密着型どちらが良い?
不動産売却において、大手か地元密着型の中小か、どちらの不動産会社を選ぶべきか悩む方もいるでしょう。
選択の際には、物件の特性や売却の緊急性、希望する販売範囲などを考慮し、それぞれの強みを活かせる会社を選ぶことが重要です。
大手不動産会社は広範囲での宣伝力とブランド力が強みですが、地元密着型は地域特有の情報とコネクションが強みとなります。
実際に会社を訪問し、担当者の対応や提案内容を確認することで、より適切な判断ができるでしょう。
では、大手不動産会社と地元密着型不動産会社のメリットとデメリットを、それぞれ詳しくお伝えします。
大手不動産会社のメリットとデメリット
大手不動産会社のメリットとデメリットはそれぞれ次の通りです。
<メリット>
- 高い宣伝力
- ブランド力
- 豊富な取引経験
資本力を活かし、チラシやインターネットなど多様な媒体を通じて広範囲に物件情報を発信可能です。
また、テレビCMなどによる高い認知度と信頼があるため、買主も安心感を得やすいです。
年間数万件の取引実績があり、さまざまな物件タイプや売却方法に関する豊富な経験と知識を持っています。
<デメリット>
担当者によってはエリアの詳細な知識が不足している場合があります。
ただし、店舗に蓄積された情報でカバーできることが多いので、担当者のフォロー体制があれば解決できるでしょう。
地元密着型不動産会社のメリットとデメリット
一方、地元密着型不動産会社のメリットとデメリットは、次のようなものがあげられます。
<メリット>
- 地域に特化した知識
- 地元のコネクション
- スピーディーな内覧対応
- 地域の相場に合った適正な査定価格
地元密着型不動産会社のメリットは、とにかく地元に強いこと。
地元の魅力や住み心地など、詳細な地域情報を購入検討者に提供可能です。
また、エリアだけでなく、「物件を探している人」について詳しいのも強みの一つ。
地域の商店街や資産家とのつながりがあり、物件の早期売却につながる可能性もあります。
売却物件と店舗の距離が近いので、内覧対応が早い点もメリットでしょう。
地域の実情をよく把握しているため、適正な査定価格・売却価格が設定される安心感もあります。
<デメリット>
大手に比べると知名度が低いため、広範囲での宣伝力に欠ける点はデメリットといえます。
ただ、全国的には知られていなくても、その地域内では高い知名度があるケースも。
このような場合、そのエリアに住む買い手は、まずその不動産会社に相談する可能性が高いですよ。
大手と地域密着型の地元の不動産会社か、どちらを選べば良いか迷ったときは「不動産を売る・探すときは大手と地元の不動産会社どっちが良い?」も参考にしてくださいね。
不動産会社選びに悩む場合の絞り方もチェック!
不動産会社はいくつもあるので、たくさんの中から絞り込むには大変な労力が必要です。
不動産会社の絞り込み方の一つとして、まずは一括査定サービスの利用が効果的でしょう。
複数の会社に同時に査定依頼ができるため、比較検討が容易になるといえます。
物件の特徴に応じた最適な不動産会社を効率良く見つけられるでしょう。
そのほか、消去法で絞っていく方法もあります。
例えば、誇大広告のような表現が多い、レスポンスが遅い不動産会社には注意が必要です。
広告の出し方についても確認すると良いことをお伝えしましたが、アピール文に日本一・完璧・絶対などの表現が多いのは懸念されます。
レスポンスについても、遅い場合はスタッフが足りていない可能性があるため、省いたほうが無難でしょう。
また、Googleレビューなどのインターネット上の評価や口コミサイトを参考にするのも一つでしょう。
1社に絞り込めない場合は、同時に2社以上に売却を依頼できる「一般媒介契約」の締結を検討するのも一つの方法です。
不動産売却を不動産会社に仲介してもらう際の契約を媒介契約といい、契約方法には「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」「一般媒介契約」の3つがあります。
「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」はいずれも、1つの不動産会社にしか依頼ができません。
ですが、「一般媒介契約」であれば、複数の不動産会社への同時依頼が可能です。
また、売主自身による買主探しも認められています。
売却時の不動産会社選びは実績と対応を重視しよう
不動産会社選びは不動産売却を成功に導く重要なカギです。
良い不動産会社を選べば、売却期間を通じて不安やストレスなく取引が可能となるでしょう。
売却を専門に取り扱う不動産会社の中から、売却したい物件の地域に精通し、迅速で的確な対応ができる不動産会社を選ぶのがおすすめです。
なお、大手と地元密着型の不動産会社にはそれぞれメリット・デメリットがあるので、物件の特性や売却の緊急性に応じて選ぶようにしましょう。
不動産会社の絞り込みには一括査定サービスの利用が効果的です。
インターネット上の評価や口コミサイトを参考にするのも良いでしょう。
札幌市南区、北広島市、恵庭市で相続不動産の売却を検討されている方は、八城地建までお気軽にご相談ください!
ご相談は無料で承っています。