相続した広い土地と家を、登記から売却までワンストップで進めた事例(恵庭市)
2025.07.26

お客様の背景
▶ 売買の別……… 売却
▶ 氏名…………… A・O様
▶ 年代…………… 50代
▶ ご職業………… 会社員
▶ お住まい……… 札幌市内
▶ ご相談の地域… 恵庭市
▶ ご売却の理由… 相続物件の売却
▶ お問合せ方法… インターネット
ご相談内容
数年前に兄弟で父の土地と建物を相続しましたが、使う予定がなく、このまま所有を続けるべきか迷っています。
近くに住んでいないため、建物がこれから老朽化していくのが心配ですし、庭の雑草や枝木が伸びて隣地へ越境している状況もあり、近隣の方に迷惑をかけてしまわないか不安です。
固定資産税などの維持費も負担になってきており、売却すべきかどうか兄弟間でも判断がつかないまま話が進められずにいました。
相続登記の手続きも含め、今後の進め方についても相談したいです。
八城地建からのご提案
ご相談いただいた物件は、土地が約115坪、建物が6LDKという大きな住宅で、築後約40年が経過。
建物の広さや築年数から、購入希望者によって求める条件が大きく異なる可能性があり、売却方法を工夫する必要がありました。
そこで八城地建では、購入者層の幅を広げるため「土地(建物解体・更地渡し)」と「戸建(リフォーム付き)」両方で売り出す方法をご提案。
物件の特徴を活かしながら、販売機会を広げられる計画をご案内しました。
さらに、A・O様から「仕事があり時間も取れないので、できる事なら手続き等もお願いしたい」というご希望もいただいていたため、相続登記を進めやすいよう司法書士をご紹介し、売却と手続きを並行して進められる体制を整備。
必要な専門家とも連携し、負担をできるだけ減らせるようサポートできることをお伝えしました。
ご提案の結果
ご提案後、物件には数多くの購入希望者様からお問い合わせをいただき、その中で建物の新築を検討されているお客様と内覧に進むことができました。
物件の状況や解体後の活用イメージなどを丁寧にご説明しながら進めた結果、「土地」としての購入をご決断いただける形となりました。売却の方向性や時期についても、ご相談者様と確認し合いながら無理のないペースで進行し、最終的にはご希望に沿う条件で売買契約が成立。
並行して進めていた相続登記についても、司法書士との連携により手続きをスムーズに完了でき、売却から登記までの流れを一つにまとめて終えることができました。
担当者からのコメント
八城地建には建築部門があり、建物の解体や不要な家財の片付け、リフォームまでまとめてお任せいただけます。
物件の状態を見たうえで、中古住宅として売る方が良いのか、それとも土地として売却した方がスムーズなのかなど、ご事情に合わせて無理のない方法をご提案しています。
また、地域に密着して売買を行っているため、周辺環境や相場の特徴も踏まえながら、できるだけ安心して進められる販売計画を一緒に考えていきます。
「どこから手をつければ良いかわからない」「まずは話だけ聞いてみたい」という段階でも大丈夫です。
ご希望を伺いながら、その不動産に合った最適な進め方をご案内しますので、お気軽にご相談ください!
担当者による不動産売却の知識
「土地で売る? 戸建のまま売る? 判断に迷ったときの考え方」
相続した家をどのように売るべきか考えるとき、多くの方が最初に悩まれるのが「解体して土地として売るべきか」「戸建としてそのまま売るべきか」という点です。
築年数が経っていると“古い家は解体するもの”と思われがちですが、実際には、建物の状態や間取り、立地条件によって、戸建のままでも十分に検討されるケースがあります。
例えば、設備の古さは気になるものの、間取りが使いやすく周辺環境が良いエリアであれば、リフォーム前提で購入したいという方も一定数いらっしゃいます。
一方で、建物が大きすぎたり修繕費がかさむ状態なら、そのまま使うのは難しいため、思い切って解体して土地として売る方が現実的です。
また、解体にかかる費用が比較的抑えられる物件では、更地のほうが購入者にとって検討しやすいケースもあります。
ただ、売却方法は「必ず一択に決めなければならない」というものではありません。
今回のように、土地としての魅力と戸建としての可能性がどちらも残っている物件では、売却方法を一つに絞らず両方で検討することも有効です。
購入検討者の幅が広がり、問い合わせの機会を増やせるため、より良い条件での売却につながることがあります。
八城地建では不動産売却に関して役立つコラムも発信しています。
古家付き土地の売却や、義務化した相続登記についても詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
古家付き土地を売却する際の注意点は?法改正による影響も解説!



