COLUMN不動産売却コラム

家の住み替えのタイミングはいつが最適?おすすめ時期や注意点

2021.03.04

こんにちは!不動産売買をサポートする八城地建の吉田です。

 

人生の中で大きな決断でもある家の住み替えは、タイミングが非常に重要です。

 

住み替えには、現在住んでいる家を売却し、新しく住む家を購入する必要があります。

そのため住み替えのタイミングを間違うと、費用が二重に発生するなど失敗してしまう場合も。

 

そこで今回は、家の住み替えのタイミングについてお伝えします。

住み替えに適切な時期や注意点など、詳しくご紹介します。

ダンボール箱が置かれた部屋
売却トップバナー

 

 

家の住み替えを考えるタイミングはいつが多い?ベストな時期とは

家を住み替えるということは、ライフスタイルに大きな変化を及ぼします。

 

住み替えを実施した理由

まずは、一般的に多い住み替えの理由を、国土交通省の「平成30年度住生活総合調査」で公表された「最近5年間に実施した住み替えの目的」の結果で見てみましょう。

最近5年間に実施した住み替えの目的の調査結果

住み替えで1番多い理由は「通勤・通学の利便」、次に「広さや部屋数」となっています。

子育て世代が子どもの誕生や成長、そして小学校や中学校の入学のタイミングで住み替えを行なっている方が多いと言えますね。

 

また、「広さや部屋数」「日常の買物、医療などの利便」「高齢期の住みやすさ」も多いことから、シニア世代の住み替えも多いと言えます。

定年後や老後に夫婦2人の生活となり、アクセスが良くコンパクトな住まいへの住み替えを実施している方が増えています。

 

住み替えにおすすめのタイミング

ライフスタイルの変化に合わせて住み替えを行う方が多いですが、その他にもおすすめのタイミングがあります。

 

①住宅ローンの金利が低いタイミング

住宅ローンを契約して新しい家を買う場合、できるだけ住宅ローンの金利が低いタイミングにローンを契約するのがおすすめです。

 

金利が低い=返済額が少なく済みますので、住宅ローンを使って住み替えを検討している方は、金利動向をしっかりチェックしておきましょう。

 

 

②「建物の築年数が浅い時」のタイミング

現在住んでいる家を売却する場合、新築から時間が経てば経つほど価値が下がり、売却益が低くなります。

売却益をもとに住み替えるなら、家の資産価値を保てる「築年数が浅い時」での住み替えがおすすめです。

 

ただし、子育て世代の場合は子どもの入学のタイミングなどもありますので、それと合わせて検討する必要があります。

 

 

③土地の売買価格が高いタイミング

土地の売買価格(地価)は、その年によって変化します。

そのため、売却しようとしている家の所在地の地価を確認し、地価が高いタイミングで売却するのもおすすめです。

 

地価は国土交通省「国土交通省地価公示・都道府県地価調査」で確認することができますよ。

 

 

家の購入と売却のタイミングも大事!3つの住み替え方法

WHENのテキストとクエスチョンマーク

家の住み替えには、新しい家の購入と、現在住んでいる家を売却するタイミングが大切になります。

 

方法としては、家を先に売却する「売り先行」と新しい家を先に購入する「買い先行」、そして同時に売買する「同時進行」の3つのパターンがあります。

 

それぞれの概要について、メリットとデメリットも含めてご紹介します。

 

売り先行

現在住んでいる家を売却してから、新しい家を購入するのが「売り先行」です。

 

メリットは、家の売却金を新居の購入資金に充てられるという点。

売却金額が新居購入前にわかっているので、資金計画が立てやすくなります。

 

一方デメリットとしては、家の売却のタイミングによっては仮住まいが必要になるということです。

新居の購入前に家を引き渡さなくてはいけない場合は、賃貸物件に仮住まいすることになるため、余分な費用がかかってしまいます。

 

買い先行

新しい家を購入してから、現在住んでいる家を売却するのが「買い先行」です。

 

メリットは家を買い急ぐ必要がないため、ゆっくりと新居を探せるという点。

また、買い先行の場合は仮住まいが必要ありませんので、仮住まいの費用も不要です。

 

一方デメリットとしては、家の売却益を新居の購入資金に充てられないため、購入資金を準備する必要があるということです。

また、現在住んでいる家も新居も住宅ローンを契約する場合は、二重払いの期間が発生します。

 

同時進行

現在住んでいる家の売却と新居の購入を同時に進めるのが「同時進行」です。

 

メリットは、短期間で住み替えができるという点。

ほぼ同日に決済と引き渡しするため、スピーディーに住み替えができます。

 

一方デメリットとしては、売却と購入、引っ越しのすべてのタイミングを合わせなくてはいけないということです。

スケジュール調整や急な書類準備などが発生するほか、急いで売買を進めるため不利な状況での売買となりやすいということが挙げられます。

 

売れる物件のポイントバナー

 

 

家の住み替え前に知っておくべき注意点

注意喚起と指差し棒

人生の中で大きなイベントの一つでもある住み替え。

失敗しないためには、いくつか注意が必要です。

 

事前に知っておくべき情報と、準備が必要な費用についてご紹介します。

 

住み替えで失敗しないためのポイント

①売り出し価格を相場に合わせる

家を高く売りたいからと、売却価格に欲を出すと買い手がつかなくなり、なかなか売れません。

相場の確認や不動産会社に査定をしてもらい、売却価格を決めましょう。

 

 

②事前にお金の流れを把握しておく

新居の購入や家の売却には、さまざまな費用が発生します。

住み替えにあたってどのようなキャッシュフローになるか、しっかり把握しておくと安心です。

 

 

③住宅ローンの仮審査をする

事前に住宅ローンの仮審査を済ませておくことで、住み替えをスムーズに進められます。

新居を決めていなくても仮審査は可能です。

 

 

④買取保証システムを利用する

不動産会社によっては、家が売却できなかった場合は不動産会社が購入するという「買取保証」というオプションがあります。

売却益をもとに住み替えをする場合は、買取保証をつけることで安心して住み替えができます。

 

 

⑤連動契約に注意する

2つの売買を連動させる契約を「連動契約」といいます。

物件購入希望者も住み替えの場合、購入希望者の物件に買い手がつかず買取保証の期限を過ぎてしまい、売買契約が白紙になってしまうことがあります。

このような事案になりそうな場合は、必要に応じて買取保証の期間を再設定しましょう。

 

住み替えで用意しておくべき費用

先ほど解説した通り、住み替え時のキャッシュフローはしっかりと把握しておくことが重要です。

 

売却時と購入時に発生する費用をそれぞれ確認しておきましょう。

住み替えで用意しておくべき費用一覧

 

 

家の住み替えはタイミングが重要!時期や注意点も確認を

住み替えには、現在住んでいる家を売却し、新しく住む家を購入する必要があるため、タイミングが非常に重要です。

 

おすすめは以下の3つのタイミングです。

  1. 住宅ローンの金利が低いタイミング
  2. 建物が古くなりすぎない築浅でのタイミング
  3. 土地の売買価格が高いタイミングもしくは価格が安定しているタイミング

 

また、家を先に売却する「売り先行」と新しい家を先に購入する「買い先行」、そして同時に売買する「同時進行」の3つのパターンがあります。

それぞれメリットとデメリットがあるので、しっかりと検討して計画を立てましょう。

 

札幌市南区・北広島・恵庭の不動産売却は、ぜひ八城地建へお気軽にお問い合わせください!

査定依頼バナー

facebook

twitter

line

お問い合わせ

売却の査定はこちら