COLUMN不動産売却コラム

レインズとは?仕組みやメリットについて知っておこう

2022.09.15

こんにちは!不動産売買をサポートする八城地建の田畑です。

 

不動産の売却を検討していると「REINS(レインズ)」という言葉を聞く機会があると思います。

 

レインズとは、不動産会社が物件の情報を交換するためのネットワークシステムで、基本的には一般の方は利用することができません。

 

しかし、レインズを活用すれば売却活動がスムーズに進んだり、より良い条件で物件を売ることができたりするため、私たち一般人にも多くのメリットがあるのです。

 

今回は、そんなレインズについて仕組みやメリットを詳しくご紹介します。

一般人でも閲覧できるレインズもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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レインズ(REINS)とは?

「レインズ(REINS)」とは「Real Estate Information Network System」の略で、不動産流通標準情報システムのことを指します。

 

国土交通大臣から指定を受けた不動産流通機構が運営しており、不動産業界のインフラサービスと呼ばれるほど重要なシステムです。

 

レインズには日本全国の不動産物件情報が登録されており、不動産会社はレインズの情報をもとに売主と買主をサポートします。

 

また、レインズに登録されている過去の物件情報を参考にすれば、エリアや物件の状態ごとの適正価格を導き出すことが可能です。

 

レインズにはさまざまな個人情報が記載されているため、一般人が閲覧することはできません。

 

しかし、不動産会社と専属専任媒介契約もしくは専任媒介契約を結んでいる売主であれば、自分の物件に限り閲覧可能です。

 

レインズには4つの種類がある

ひとことに「レインズ」といっても、エリアごとに分かれた4つの種類があり、運営会社も異なります。

 

レインズの種類と運営会社、対象地域は以下の通りです。

 

レインズ 表

 

 

レインズの仕組みとは?不動産仲介の仕組みも確認

不動産の売買において、個人で売主や買主を探そうとするとかなりの労力が必要です。

そのため、不動産会社が仲介役として間に入り、不動産売買のサポートをします。

 

「どのような条件で不動産を売りたい(買いたい)か」を双方からヒアリングし、売主・買主ともに納得のいく条件で売買が成約するように手助けをします。

これがいわゆる「不動産仲介」の仕組みです。

 

では、不動産仲介において重要なレインズの仕組みとして、不動産会社と結ぶ媒介契約とレインズの関係性も解説します。

レインズが重視される理由についても、あわせてお伝えしますね。

 

レインズへの登録義務があるのは専属専任媒介契約と専任媒介契約

不動産物件の売却時、一般的には不動産会社と媒介契約を結び、売却活動を不動産会社に依頼します。

 

その際に不動産会社と結ぶ媒介契約には「専属専任媒介契約」「専任媒介契約」「一般媒介契約」の3種類があり、それぞれ契約内容が異なります。

 

媒介契約 表

 

不動産仲介の仕組みや3つの媒介契約については「不動産仲介の仕組みを解説!レインズや契約方法、流れまで詳しく」で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

この3つの媒介契約のうち、レインズへの登録が義務付けられているのは「専属専任媒介契約」「専任媒介契約」です。

 

不動産業者は、専属専任媒介契約の場合は契約締結から5営業日以内、専任媒介契約の場合は契約締結から7営業日以内にレインズに登録しなければいけません。

 

複数社に売却活動を依頼できるのがメリットの「一般媒介契約」ですが、レインズに登録するかは仲介となる不動産業者に任せられています。

レインズへの登録を希望する場合には、専属専任媒介契約か専任媒介契約を選びましょう。

 

「1社にしか依頼しないのは不安がある」という方もいると思いますが、レインズを活用すれば、結局幅広く情報を開示することになるため、情報周知には問題ありません。

 

不動産会社による囲い込みを防ぐためにもレインズは重要

不動産を売却する際には、不動産会社による「囲い込み」に注意する必要があります。

囲い込みとは、不動産会社が別の不動産会社に物件情報を開示しなかったり問い合わせが入っても断ってしまったりする行為のことです。

売主にとっては売却の機会損失になってしまいますよね。

 

囲い込みが発生する原因にあるのは、不動産仲介の取引方法です。

不動産仲介には、売主・買主が異なる不動産会社に仲介を依頼する「片手取引(共同仲介)」と、1つの不動産会社が売主・買主をつなぐ「両手取引」の2つがあります。

 

不動産会社の売上は売主や買主からの仲介手数料がメインのため、不動産会社はより多く売上につながる両手取引を好む傾向があり、囲い込みにつながりがちでした。

 

片手取引(共同仲介)と両手取引のどちらの取引方法でも売主の費用負担は変わらないため、不動産業者の都合によって売主は一方的にデメリットを被ることになり、一時期問題となりました。

 

不動産業者の囲い込みを防ぐため、現在はレインズに掲載された物件情報には「公開中」「申込」などのステータスが表示されるようになっています。

 

どの不動産会社も平等に物件情報を閲覧することが可能になったのです。

 

不動産会社による囲い込みを防ぐためにも、レインズは重要なシステムといえるでしょう。

 

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レインズに登録するメリット・活用するメリットも知ろう

不動産会社からの囲い込みを防ぐこと以外にも、レインズを活用するメリットは多くあります。

 

売主にとってのメリット、買主にとってのメリットをそれぞれ紹介します。

 

売主にとってのメリット

不動産を売却したいと思っている人が物件情報をレインズに登録するメリットは、以下の通りです。

  • 売却活動にかかる時間を短縮できる
  • 自分の物件の価格が妥当かどうかを確認できる
  • 物件の詳しい情報をたくさんの不動産会社へ公開できる
  • 大手の不動産会社を選ぶ必要がない

 

1つ目は、売却活動にかかる時間を短縮できるという点です。

レインズを使わない売却活動では、依頼した不動産会社への問い合わせのみでの対応となります。

 

1件1件詳細を説明する必要があるため、不動産会社の手間や時間がかかります。

 

しかし、レインズを使えばインターネット上で一気に情報を広められるため、より早く買主が見つかる確率が上がります。

 

2つ目は、自分の物件の価格が妥当かどうかを確認できるということです。

レインズには過去の成約履歴が蓄積されているため、「同じエリアでどのくらいの価格で売れる傾向があるのか」「このエリアで家が売れやすい時期はいつか」などを把握できます。

相場を知らずに極端に安い価格で売却してしまった…という失敗も防げますよ。

 

3つ目は、物件の詳しい情報を公開できることです。

レインズ上には売主が作成した図面を掲載できるため、文字では伝わらない詳細の情報なども買主に伝えることが可能です。

 

4つ目は、売却をする際に大手の不動産会社を選ぶ必要がないことです。

今までは大きな不動産会社や、ネームバリューがある不動産会社であるほど多くの物件情報や買主情報を持っていると考えられていました。

 

しかし、レインズを使えば大手の不動産会社から地元密着型の小さな不動産会社まで同じ情報を閲覧できます。

 

小さな不動産会社に依頼した場合でも、レインズに登録すれば幅広い買主探索が可能になるということです。

 

買主にとってのメリット

一見売主へのメリットが大きいように感じるレインズですが、実は買主にとっても良いことはたくさんあります。

 

購入する物件を探している人がレインズを活用するメリットは以下の通りです。

  • 希望に合った物件情報を効率よく、多く手に入れられる
  • 安心して不動産を購入できる

 

1つ目は、希望に合った物件情報を効率よく、多く手に入れられることです。

レインズには多くの不動産業者が保有している物件情報が掲載されています。

複数の不動産会社に出向くことなく、希望に合った物件を探すことが可能です。

 

2つ目は、安心して不動産を購入できる点です。

不動産は決して安い買い物ではないため、できる限り安全・安心な取引をしたいと考える方がほとんどでしょう。

 

レインズは法律に基づいて国土交通省が認定している機構が運営しているシステムのため、悪質な取引の心配がありません。

 

 

レインズに登録後は取引状況を確認しよう

売却する物件をレインズに登録したら、物件情報や取引状況を定期的に確認しましょう。

 

本来レインズは一般人は閲覧できませんが、前述した通り不動産会社と専属専任媒介契約もしくは専任媒介契約を結んでいる売主であれば、自分の物件に限り閲覧可能です。

 

また、定期的な取引状況の確認は、先ほど解説した「囲い込み」の対策にもなります。

不動産会社からは「買主候補は見つかっていない」と言われているのにレインズ上で申し込みが入っていると記載されていたら、囲い込みが行われているかもしれません。

 

悪質な不動産会社の可能性があるため、一度問い合わせて状況を説明してもらいましょう。

 

一般人でも閲覧できるレインズも

通常、レインズは売主が自分の物件を確認する場合を除き、一般人は閲覧できません。

 

しかし、一般人でも利用できるレインズ、「REINS Market Information(レインズマーケットインフォメーション)」というものがあります。

 

通常のレインズと違って個人情報や物件の詳しい情報を見ることはできませんが、過去の成約価格を検索・閲覧することが可能です。

「どんなエリアで」「どのような物件が」「いつ」「いくらで」売買されたかを見ることができるということです。

 

相場を把握できる便利なシステムですので、これから不動産の売買を検討している人はぜひチェックしてみてくださいね。

 

 

レインズとは物件情報確認システム!スムーズな売買が可能に

物件情報を一元管理し、活用することで不動産の売買をスムーズに進められるシステム「レインズ(REINS)」。

 

国土交通大臣から指定を受けた不動産流通機構が運営しており、不動産業界のインフラサービスと呼ばれるほど重要なシステムです。

 

売主より仲介を依頼された不動産会社はレインズに情報を登録し、買主を探します。

レインズは不動産会社の規模を問わず活用されているため、どの不動産会社でも平等に物件を広める・探すことが可能です。

 

また、レインズには物件の最新情報を掲載できるため、両手取引による囲い込みを防ぐ効果もありますよ。

 

売主のメリットが多く見えるレインズですが、買主にとっても「希望に合った物件を効率よく多く手に入れられる」「安心して不動産を購入できる」などのメリットがあります。

 

一般人でも閲覧できるレインズ「REINS Market Information(レインズマーケットインフォメーション)」もありますので、不動産の売買を検討している方は一度チェックしてみてくださいね。

 

レインズについてはもちろん、不動産売却に関する疑問をお持ちの方は、お近くの不動産会社に相談することをおすすめします。

札幌市南区・北広島市・恵庭市での不動産売却は、ぜひ八城地建へお気軽にお問い合わせください!

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