北広島新駅はいつ・どこにできる?開業予定地を解説!
2025.07.20
こんにちは!不動産売買をサポートする八城地建の宮下です。
北広島市で注目を集めている新駅建設計画について、「いつ開業するのか」「どこに建設されるのか」と気になっている方は多いのではないでしょうか。
新駅の設置は、周辺地域の利便性向上だけでなく、不動産価値にも大きな影響を与える重要なプロジェクトです。
今回は、北広島の新駅建設計画について、開業時期や設置場所、さらには周辺の再開発状況や不動産価格への影響まで詳しく解説します。
北広島市での不動産売却を検討されている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
※2025年7月時点の情報です。
北広島の新駅はいつ・どの場所にできる?
北広島の新駅は、2028年(令和10年)開業予定です。
JR千歳線の上野幌駅〜北広島駅間に位置し、北広島市共栄地区の「エスコンフィールドHOKKAIDO」隣接地に建設されます。
好立地の新駅!球場へのアクセスが大幅改善
エスコンフィールド北海道の最寄りとして新たに整備される新駅は、既存の北広島駅から約2km、札幌駅からは約20kmの場所に位置し、札幌方面からのアクセス拠点としても注目されています。
現在、北広島駅からエスコンフィールドまで徒歩約20分かかっているルートが、新駅開業後はわずか徒歩4分(約300m)に短縮されます。
2024年(令和6年)7月、北広島市とJR北海道は工事着手の協定を締結し、秋から本格的な工事がスタート。
資材調達の遅れなどにより、開業時期が前後する可能性もありますが、JR北海道では進捗に応じてスケジュールを随時見直し、変更が生じた場合は公式に発表される予定です。
「幕開けの駅」として、温かみのあるデザインに
駅舎は3階建てで、改札は最上階に設置され、ホームは相対式2面4線で6両編成に対応します。
デザインコンセプトは「幕開けの駅」。
外観は「大門」「小門」が特徴で、内装には北広島市の木・カエデ材と赤レンガを使用し、温かみのある空間に仕上がる予定です。
改札前には市が整備する歩行者用デッキが設置され、大屋根の追加も検討されています。
総工事費は約90億円、地域の期待も大
このプロジェクトの総工事費は約90億円で、市の実質負担は約32億円。
残りは国の補助金や地元企業からの寄付金でまかなわれます。
北広島市はこれを「究極の地方創生」と位置づけ、地域活性化の中核事業として取り組んでいます。
北広島の新駅以外の再開発状況は?
2023年(令和5年)の北海道ボールパークFビレッジ開業を契機に、北広島市では新駅の建設にとどまらず、街全体でさまざまな再開発プロジェクトが進んでいます。
交通利便性の向上だけでなく、商業施設や住宅エリアの整備が相次いでおり、今後さらに多様な人々が集まる街へと進化していく予定です。
状況①JR北広島駅西口の活性化
JR北広島駅の西口周辺では、商業・居住エリアの再開発が着実に進んでいます。
その一環として、2025年(令和7年)3月15日にグランドオープンした「トナリエ北広島」は、1〜3階に商業施設、4〜13階にホテルや分譲マンションを備えた複合施設です。
地元食材を扱うマルシェやフード横丁、クリニック、美容室など多彩な店舗が入り、駅周辺の利便性と賑わいが大きく向上しています。
現在も駅前広場の整備が進められており、北広島駅西口は商業・交流拠点としての役割をさらに高めつつあります。
状況②北広島団地エリアの再開発「オルカビレッジ」
千歳線沿いの北広島団地内では、青葉浄水場跡地の利活用として「ORKA Village(オルカビレッジ)」の開発が進行中です。
2024年(令和6年)9月に戸建用地8区画の販売が始まり、2025年(令和7年)5月には第1期分譲住宅が竣工・販売開始。
さらに集合住宅6棟も建設が進んでおり、今後はコンビニエンスストアや管理棟の整備も計画されています。
防災・防犯機能を備えた新しいまちづくりは、ファミリー層を中心とした移住ニーズに応えるものとして注目を集めています。
状況③タワーマンション建設・北海道医療大学の移転予定
2028年(令和10年)、新駅開業と同時期に大型タワーマンションの建設が予定されている点にも注目が集まっています。
札幌圏からのアクセス改善を背景に、都市近郊の居住地として北広島の人気がさらに高まる見込みです。
また、北海道医療大学がFビレッジ内に新キャンパスを移転予定です。
これにより、学生や教職員が新たに流入し、地域の若年層人口増加や商業需要の拡大が期待されています。
北広島市は、新駅を中心にこれらの開発を連動させることで、生活・商業・交通が調和したまちづくりを進めています。
こうした再開発の広がりは、街全体の魅力を押し上げる大きな原動力となるでしょう。
新駅を含めた再開発により、北広島の不動産も価値が向上!?
北広島市では、北海道ボールパークFビレッジの開業や新駅建設をはじめとした再開発が進んでおり、市全体の利便性が向上しています。
この影響で、地価や不動産価格が上昇傾向にあるのをご存じでしょうか。
地価が上昇中!不動産価値にも好影響
北広島市の地価はここ数年、堅調に上昇しています。
特に新駅や商業施設が整備されるエリア周辺では、札幌圏からの移住や投資需要が高まり、住宅ニーズが拡大しています。
地価の動向については、「北広島市の土地が値上がり中!今後の動向についても解説」で詳しくお伝えしていますので、ぜひあわせてご参照ください。
戸建ての売却価格も高水準
さらに、戸建て住宅の価格動向も上昇しています。
北広島市では再開発エリアを中心に、特にファミリー層の流入などで住宅需要が高まっており、売買価格が堅調に推移中です。
戸建て住宅の価値動向については、「北広島市の戸建ては売り時?価格動向の最新情報をチェック」にて解説していますので、ぜひあわせてご覧くださいね。
北広島の物件は、今が売却のグッドタイミング
北広島市は再開発が進み、地価や住宅需要が高まっている今、不動産を売却するには絶好のタイミングといえます。
特に相続した実家や長年使っていない空き家は、放置すると劣化が進み、修繕コストや固定資産税といった負担が増えるリスクもあります。
早めに動くことで、より良い条件で売却できる可能性が広がるでしょう。
とはいえ、「本当に今が売り時なのか」「この先もう少し価値が上がるのでは」と迷う方も多いはず。
そんなときは、まず不動産会社に査定を依頼してみることをおすすめします。
査定を通じて現在の市場価格を把握できるだけでなく、プロに相談すれば「空き家なら早めの売却が得策」「再開発エリア近くの土地ならもう少し寝かせてもOK」など、物件ごとの最適な売却タイミングも見えてきます。
売るかどうかは査定結果を見てから考えても十分間に合います。
まずは気軽に相談をして、将来の選択肢を広げてみてはいかがでしょうか。
北広島新駅は2028年開業予定!場所は千歳線でアクセス良好
北広島の新駅は、2028年(令和10年)夏頃にJR千歳線の上野幌駅・北広島駅間に開業予定です。
エスコンフィールドHOKKAIDOから徒歩わずか4分という好立地で、地域の利便性が大幅に向上します。
また、新駅開業に合わせて北海道医療大学の新キャンパス移転や大型タワーマンションの建設など、街全体で再開発が進行中です。
これにより交通アクセスの改善と商業活性化が進み、北広島市の不動産価値は今後も上昇が期待されています。
こうした背景から、今は不動産の売却を検討する絶好のタイミングといえるでしょう。
いくらで売れるのか、不動産査定だけでも受けておくと「売り時」を逃しにくく、おすすめですよ。
札幌市南区、北広島市、恵庭市で不動産の売却を検討している方は八城地建まで、お気軽にご相談ください!
ご相談は無料で承っています。